結婚詐欺の被害にあってしまう――婚活をしていたり、街コンをしいたりして結婚詐欺師にお金をだまし取られてしまう確率は、ほんの僅かではありますが、宝くじに当たるよりは高い確率です。

むしろ、ココ最近の婚活ブームの煽りを受けて、結婚詐欺師の活動も活発になっており、多くの方が結婚詐欺の被害にあっています。もしかするとアナタが今、結婚を前提に付き合っている相手は、結婚詐欺師かも知れないのです――。

「私の彼は大丈夫!」 「あの人が結婚詐欺師なワケがない!」

……と思っている人ほど、危ないのです。 それでは、仮にアナタが結婚詐欺の被害にあってしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか?

「もしかして、結婚詐欺……?」気になった時点で、まず誰かに相談を!

結婚詐欺の被害にあってしまってから、誰かに相談するよりも、結婚詐欺の被害にあうまえに、相談した方が良いに決まっています。

詐欺の被害にあうまえに、正しい人物に相談することができれば、結婚詐欺の被害を最小限に抑えることが出来るからです。少なくとも、これ以上結婚詐欺師に時間とお金をだまし取られることはなくなるのですから、今、付き合っている相手に違和感を覚えたら、しかるべき相手にご相談することをオススメします。

それでは、結婚詐欺の被害にあう前の段階では、誰に相談すれば良いのでしょうか?

間違った人物に相談してしまうと、そのまま結婚詐欺師にだまされて、自分のお金を全てだまし取られてしまうということになるので、これからご紹介する正しい相談相手に、アナタの悩みを打ち明けるようにしてください。

ただし、以下の相談相手は、恋人が結婚詐欺師かどうか見極めるための相談には不向きです。


  • 友だち
  • 元カレ/カノ

親に恋人の相談がNGなワケ

今付き合っている相手が結婚詐欺師なのか、それとも普通の恋人なのか。 それを見極める相談のため――結婚の相談をするため、人によってはオノロケ話を聞いてもらうために、まずは自分の親に恋人に対して相談するという方は少なくないでしょう。

本来であれば喜ばしい報告なので、積極的に結婚に関しては相談すべきですが、事結婚詐欺に関しては、親への相談が当てにならない場合があります。

若くして結婚するのであれば、親御さんも結婚相手に対して、厳しい目で見てくれるでしょう。ただ結婚詐欺師が比較的お金がなく、結婚詐欺師にとって旨味のない若い人を狙うケースはマレなので、結婚詐欺師の見極めという点に関しては、親ほどあてにならない人はいないのです。

なぜなら、結婚適齢期を過ぎた息子、娘に対して親は「結婚できるなら、誰でも良い」と楽観的に捉えている部分があるからです。

もちろん、家柄が厳しいご家庭であれば、親に自分が今付き合っている相手が、結婚詐欺師かどうかの見極めを相談することは無駄ではないでしょう。

しかし、ほとんどの場合は「もう、いい大人だから……」と結婚する相手に対して、そこまで厳しい目で査定することは少ないのです。

また親御さんの方も、まさか自分の娘が結婚詐欺師にだまされているとは、想像しないので、親子ともども結婚詐欺師にだまされてしまうケースもあるので、自分の恋人に違和感を覚えても、親御さんへの相談は、待った方が良いかも知れません……!

友だちに恋人の相談がNGなワケ

それでは一番身近で、相談しやすい友だちに、怪しい恋人について相談するのはどうでしょう?

あからさまな結婚詐欺師の手口が透けて見えるようであれば、親よりも冷静になってアナタの相談に耳を傾けるかも知れません。しかし、残念ですがそこまであからさまに「この人、結婚詐欺師かも……?」と付き合いたての段階で見抜けるような結婚詐欺師はマレです。

結婚詐欺師は”結婚詐欺”という非常にリスキーな犯罪で生計を立てています。 そのため異性を落とすテクニックは水商売の人間以上。 イカサマ師のカードさばきが、手品師のソレを上回るように、結婚詐欺師の詐欺のテクニックを当事者が見極めるのは困難です。

警察や弁護士資格のある友人に相談すれば、冷静にアナタの恋人を判断してくれるかも知れませんが、基本的には「おめでと~」とお祝いムードでアナタと恋人のことを、祝福してくれることでしょう。

しかも、アナタがたとえ恋人(結婚詐欺師)に違和感を覚えていたとしても、その恋人が高スペックであれば「絶対、この人と結婚した方が良いよ!」と、むしろ交際を後押しするケースもあるので、冷静な判断が欲しいなら、友人に相談するのも、あまりオススメできません。

それじゃあ、恋人に違和感を覚えたら誰に相談すれば良い?

親や友だち、或いは上司などアナタの身近な人に「恋人が怪しい……」と相談しても、結婚詐欺師だと見破ることは困難でしょう。

オレオレ詐欺や還付金詐欺などとは異なり、結婚詐欺は用意周到に行われます。 また、アナタの恋人(結婚詐欺師)についてもたらされる情報も、アナタとフィルターを通ってしまっているため、この時点で客観性がありません。

人によってはアナタの相談は「のろけ話」や「自慢」にしか聞こえないことがあります。

それでは付き合っている恋人に違和感を覚えてしまったら、誰に相談すれば良いのでしょうか?

選択肢としては以下のモノがあります。

  • NPO団体
  • 弁護士
  • 警察
  • 探偵

あまり知られていませんが、結婚詐欺の被害にあった方が設立したNPO団体があります。 こういったNPO団体に相談して、客観的に自分の恋人が結婚詐欺師かどうかを相談するのも1つの手ではあります。

事実、こういったNPO団体に相談したおかげで結婚詐欺の被害を未然に防げたケースもあるようです。

次に弁護士や探偵はどうでしょう? かっこいい良い方をすれば、弁護士も探偵もトラブルシューターという側面があります。明確な結婚詐欺の被害にあってしまう”前”の段階であっても、弁護士も、探偵もアナタに対して、明確な答えや選択肢をご提案することが出来るでしょう。

それでは最後に、警察に自分の恋人が結婚詐欺師かどうかを相談するのは、どうなのでしょうか?

残念ながら警察がアナタの話に対して、動くことは限られてしまいます。 最終的に警察の力を借りることになるケースが多いですが「相談」という時点では、警察は話を聞いてはくれるので、警察への相談も決して間違いではありますが、実際に被害が出ていない状況では、警察は動くことができません。

なぜなら警察は基本的に民事不介入だからです。

一昔まえに比べれば、警察の対応も柔軟になったとは言え、事件性がないものに対して、首を突っ込むことはできないのです。それでも警察の詐欺専門ダイヤルに相談しておけば「いざ」という時に頼りになるので、警察にも相談をしておきましょう。

それでは結婚詐欺の被害にあってしまう前の段階で、この4つの相談先に、どのように相談すれば良いのでしょうか?

NPO団体への相談って、どうなの?

結婚詐欺の被害にあう前、”違和感”の段階で、誰かに相談するとなった時、NPO団体への相談は、どうなのでしょうか?

確かに過去には、NPO団体が結婚詐欺の被害を未然防いだ――というケースもあるようです。ただし、NPO団体は法的措置を取ることが出来ないため、実質相談のみの利用になってしまうようですが。

それでは、NPO団体への相談について、掘り下げてご紹介したいと思います。

NPO団体への相談方法とその詳細

全国規模でみれば、結婚詐欺の被害にあった方に適切なアドバイスをするNPO団体はいくつか存在しているようですが、ネットで一番有名なのが『NPO法人よつば』です。

結婚詐欺だけでなく、浮気・不倫・離婚の無料相談所としての役割もあるNPOではありますが、実際に結婚詐欺、恋愛詐欺の被害にあった方の相談にも、真摯に応えてくれるそうです。

「ただ探偵や弁護士に相談するのはちょっと……」と恋人(結婚詐欺師)の違和感の正体がつかめずにいるような状態ならば、まずNPO団体に相談するのはアリでしょう。

それではNPO団体に結婚詐欺の違和感を相談する前に、どのようなことを注意しなければいけないのでしょうか? ということでNPO法人に対して行うことが出来る相談内容とその流れもあわせてご紹介したいと思います。

NPO法人に相談出来る内容

  • 結婚詐欺師に支払ってしまったお金に関する相談
  • 自分が詐欺の被害にあっていないか、どうかに関する相談
  • 今、自分が付き合っている相手が詐欺師でないかどうかの相談
  • ずいぶん前の結婚詐欺の被害に関する相談 など…

NPO法人よつばでは、結婚詐欺に関するさまざまな相談を受け付けているようです。それでは、実際に上記の相談に関して、どのように対応してくれるのでしょうか?

まず電話かネットで問い合わせを行い、その後、NPO法人の専門の相談員・カウンセラーによって、カウンセリングが行われ。最終的に「こういう風にしてくださいね」とアドバイスされたり、警察や弁護士など被害状況に合った相談先を紹介してくたりする……というのが、相談の流れになっているようです。

ただし、ココで注意して欲しいことがあります。それは、あくまでNPO法人は、NPO法人であり、出来ることに限りがあるということです。適切なアドバイスや詐欺被害者に寄り添ったカウンセリングは実際に被害にあわれたかたの相談に乗ってきた実績があるため可能かも知れませんが、法的実行力はありません。

そのため「詐欺被害にあったお金を返金して!」という相談に関しては、弁護士を紹介してくれるぐらいのことしか出来ないので、その点のみNPO法人に相談する際には、ご注意ください。

◇結婚詐欺被害相談:NPO法人よつば
WEBサイト:http://npoyotuba.com/
電話番号:050-5877-7925(10~18時 年中無休)
メールアドレス:info@npoyotuba.com

[NPO団体への相談準備]どんなことを相談すれば良い?

  • 恋人(結婚詐欺師)に感じた違和感について
  • 出会った場所
  • 交際期間

実際に結婚詐欺の被害にあった人たちが運営するNPO団体の中の人たちは、その道のプロフェッショナルではないものの、実際に結婚詐欺の被害にあってきたからこそわかる経験則で、アナタの悩みに答えてくれます。

アナタが恋人に感じた「もしかして、結婚詐欺師かも……?」と感じた違和感のエピソード。 そして、出会った場所。付き合ってから交際に至るまでの期間に対して、相談すればアナタが違和感を覚えた恋人について、的確なアドバイスをくれる場合があります。

ほとんどのNPO団体への電話が無料なので、お金に余裕がない方は、まずはNPO団体へ相談したほうが良いかも知れません。

弁護士への相談は方法。詐欺被害前でも頼りになる弁護士

結婚詐欺の被害にあってはいないものの、すでにいくらかお金を貸してしまっている……という段階であれば弁護士への相談は適切な判断と言えます。なぜなら、すでにその状態で法的手段に打って出ることが出来るかもしれないからです。

さまざまなトラブルの解決の手段として用いられる弁護士は、特にお金に関するトラブルに関しても、頼りになります。 もちろん、刑事事件にも精通しているので、お金を貸した時点で弁護士に相談すれば、適切な解決方法や対処方法、その後の相手との接し方を教えてくれるので、相談する価値はありますよ!

また弁護士が「もしかして、結婚詐欺師かも?」と相談内容に判断した場合は、弁護士が腕利きの探偵を紹介するケースも。 警察では対応することが難しい案件――特に結婚詐欺のような案件に対しては、弁護士のリサーチ力と交渉術は頼りになりますよ!

[弁護士への相談準備]どんなことを相談すれば良い?

  • 恋人(結婚詐欺師)に感じた違和感について

弁護士とNPO団体の違いは、ふわふわとした相談者の相談に対して、的確な質問が出来ることです。

NPO団体への電話のように、アナタが構えて準備することは、ほとんどありません。 弁護士側から、その後の対処に必要な情報を質問してくるので、アナタは弁護士の相談に対して、答えるだけで済みます。

なかなか客観的には見られない恋人との関係に関しても、弁護士であれば適切に第三者として、アナタの話を聞いてくれることでしょう。

警察への相談方法 間違っても門前払いされることはありません!

最近の警察は、イメージアップのために、事件性がないような案件であっても話を聞かずに門前払い、ということは少なくなってきたそうです。特に近年詐欺事件が増加傾向にあるためか、詐欺に関する問い合わせには、真摯に相談にのってくれる警察官の方も、少なからずいらっしゃいます。 「もしかして結婚詐欺の被害にあっているのではないか……」という市松の不安をかかえ警察に相談出来る場所としては、

  • 最寄りの警察署の相談窓口
  • 相談総合窓口

この2種類があります。

最寄りの警察の相談窓への相談

電話で相談するのではなく、しっかりと警察官の方に話を聞いてもらいたい、ということであれば最寄りの警察署の相談窓口に相談する、という方法があります。 アナタの話を聞いてくれる警察官にもよりますが、ほとんどの場合アナタの言葉に耳を傾け事件性がないかどうかを判断してくれます。仮に相談した段階で明らかに詐欺だと判明した場合は、そのまま調書を取って頂き、被害届を出すようになる場合もあります。 ただ、先述した通り相談した結果「事件性なし」と判断された場合は、いくら本物の結婚詐欺師にだまされていたとしても、現状では警察が動くことはできないので、過度な期待はしないほうが良いかも知れません。

相談総合窓口に電話する

詐欺だけでなく、さまざまな身の回りのトラブルに対し、警察が相談にのってくれる電話窓口が「相談総合窓口」です。#9110で電話すれば、アナタが住んでいる地域の相談窓口に電話が直接つながります。 この相談総合窓口に電話した際に、自分が詐欺被害にあっているかも知れない不安な気持ちや、実際に付き合っている時に感じた違和感などを相談してください。 専門のオペレーターがアナタの話をしっかり聞いて、アドバイスをしてくれることでしょう。また、相談した結果「事件性あり」と判断された場合は、その後の対応を指示される場合もあるので、他の電話相談窓口に比べれば、かなり頼りになります。 ただし、こちらも最寄りの警察署の相談窓口に問い合わせをした場合と同様に、話を聞いた限りでは事件性がないと判断された場合は、当たり障りのないアドバイスをされるだけなので「警察にお墨付きをもらったから安心!」というような、過度な安心はしないようにしてください。

探偵への相談がきっかけで結婚詐欺が表沙汰になることも……!

それでは最後に探偵への相談は、どうなのでしょうか? 結婚詐欺の被害にあう前の段階であっても、結婚詐欺の被害にあった後であっても、しっかりとした探偵であれば頼りになることがあります。

探偵に対して、恋人に感じた違和感を相談し、恋人に対して結婚調査行ってもらえば、アナタの恋人が白馬に乗った王子様か。それとも、単なるお金にだらしないダメンズか。

そして、結婚詐欺師なのかを調べ上げることができます。

しっかりとした探偵の調査力は、警察にも引けを取りませんが、残念ながら探偵は警察や弁護士とは異なり、法律を盾に戦うことが出来ないので(法律的に許可されていないため)、結婚詐欺師と判明した後の交渉に関しては、難しい部分がある――ということは覚えておいてください。

とりあえず結婚詐欺師に騙されて結婚に失敗したくないのなら、思い切って探偵に恋人の調査をお願いしたほうが良いかも知れません。

[探偵への相談準備]どんなことを相談すれば良い?

  • 恋人に感じた違和感について
  • 恋人についての詳細情報
  • 恋人の写真

探偵に相談した結果、もしかすると結婚調査をお願いすることになるかも知れません。 そうなった時に、スムーズに相談が出来るように、以上の3つのことを事前に準備して起きましょう。

まず恋人に感じた違和感についての詳細なエピソード。 そして、恋人の勤め先やどのような人物なのか、携帯電話の番号など、恋人に関するわかる範囲のすべての情報を提供する必要があるので、事前に準備をしておいてください。

最後に恋人の写真があるのであれば(結婚詐欺師は写真を残さないケースが多い)、その写真も調査に必要な資料になります。

探偵に相談したからと言って、必ずしも結婚調査になるというワケではありませんが、どう転んでも良いように事前にこれらの情報の準備はしておいて欲しいところです。

○信頼できる探偵に相談しましょう!


探偵に結婚詐欺に対する相談をする際に、注意して欲しいのが信頼できる探偵を選ぶということです。

残念ながら全ての探偵が、信頼出来る探偵ではありません。 もちろん、ほとんどの探偵は、依頼すればきちんと調査してくれますが、その腕が必ずしも良いとは限らないので、個人で探偵に結婚調査の依頼をする際には、注意した方が良いでしょう。

すでに結婚詐欺の被害にあってしまった場合は、誰に相談すれば良い?

これまでは結婚詐欺の被害にあう前。まだ結婚詐欺師が恋人を装っている段階での相談先へのアドバイスでした。

それではすでに結婚詐欺の被害にあってしまった人の場合は、誰に相談すれば良いのでしょうか?

この段階は、もう親や友だちなど、自分と親しい人に相談する段階を超えています。 また結婚詐欺の被害にあう前には頼りになったNPOへも結婚詐欺で多額のお金をだまし取られて、そのお金を取り戻したいと思うなら、残念ながらこの段階ではNPO団体は力不足です。

すでに結婚詐欺の被害にあってしまった段階で頼りになるのは以下の順番です。

  • 弁護士
  • 探偵
  • 警察

「結婚詐欺の被害にあったから、警察に相談しよう!」という選択肢は、決して間違いではありません。

ただ、アナタの相談内容によっては、警察では動くことが出来ないケースもあるので、優先順位としては1番最後になります。

まず、弁護士に相談し。

弁護士から紹介された探偵に調査を依頼して(弁護士が直接調査を依頼してくれます)。 結婚詐欺師の居所を掴んだら、その後にアナタが警察の力を頼るのか、或いは弁護士にだまし取られたお金を返してもらうのかをアナタが選択することになります。

ただ、どのように相談して良いのか、自分で弁護士や探偵に依頼したい、という方はこれからご紹介することを参考にしてみてください。

【結婚詐欺の被害にあったら】弁護士に相談する際の4つの注意点

結婚詐欺の被害にあったら、まず一番に弁護士に相談することをオススメします。

「えっ、警察じゃないの?」と思われるかも知れませんが、警察は弁護士や 残念ながら警察では、結婚詐欺を立件することが難しいケースがあります。

たとえば結婚詐欺師が逃げも隠れもせず「借りたお金は返します」とお金を返す意志を嘘でも警察に見せた場合は、残念ながら警察では動くことができません。

もちろん、悪質な場合であれば警察の出番になることもありますが、警察に捕まったからと言って、だまし取ったお金を返すかどうかは別問題です。

しかし、弁護士に相談し。 解決を依頼すれば、交渉しだいでだまし取られたお金が全額返ってくることがあります。

それでは結婚詐欺の被害にあった際に、弁護士にどのように相談すれば良いのでしょうか?

その注意点が以下の4つです。

  1. 信頼出来る弁護士に相談する
  2. 結婚詐欺師の詳細情報を伝える
  3. デートや一緒に行った良好先など思い出の場所を伝える
  4. 結婚詐欺師にだまし取られた金額を計算する

1.信頼出来る弁護士に相談する

まず弁護士に相談する際に注意するべきことは、信頼出来る弁護士に相談することです。

世の中にはいろいろな弁護士がいます。 多くの弁護士はまっとうな弁護士で、社会正義のために活動していますが、中には依頼をしてきた人からお金を巻き上げることを考えているような、弁護士も存在しています。

そういった悪徳弁護士にお金をだまし取られないためにも、信頼できる弁護士に相談することは大切です。

また弁護士の中でも、詐欺に強い弁護士や刑事事件に強い弁護士がいるので、結婚詐欺に強くない弁護士に相談してしまうと、スムーズに解決できないだけでなく、お金も余計にかかってしまったり、そもそも結婚詐欺師からだまし取られたお金が返ってこなかったりすることがあります。

だから「弁護士事務所なら、なんでも良いや」と思わず、信頼出来る弁護士を選ぶことが結婚詐欺の解決につながります。どこの弁護士事務所に結婚詐欺の相談をして良いのか迷ったら、焦らずまず弁護士に相談することからはじめましょう。

2.結婚詐欺師の詳細情報を伝える

信頼できる弁護士が見つかったら、次は本格的に弁護士のカウンセリングに移ります。 弁護士がアナタからの結婚詐欺師の情報の聞き取りを行います。

この聞き取り調査が実は重要で、この段階で弁護士の方針が決まることがあります。 また、姿をくらましてしまった結婚詐欺師を見つける必要がある場合は、結婚詐欺師を見つけ出すことから、はじめなければいけない場合もあります。

詐欺師が姿をくらました場合は、詐欺師の居場所を突き止めるために結婚詐欺師の情報を詳細に伝える必要があります。

  • 名前
  • 顔写真(あれば)
  • 容姿
  • 特徴
  • 風貌・雰囲気

結婚詐欺師は自分の素性を隠すだけでなく、警察に捕まらないために、個人情報を残しません。しかし、アナタが覚えている何かしらの情報がきっかけで、姿をくらました結婚詐欺師を見つけ出すことが出来るかも知れません。

これらの情報全てが残っていることは、ほとんどありませんがそれでもある程度の情報があれば、これから姿をくらました結婚詐欺師を見つけ出すことが可能です。

結婚詐欺の被害にあってしまった方にとって、お金をだまし取った相手のことを思い出すことは辛いことかも知れません。

ですが、結婚詐欺師の情報が少しでもあれば、その相手を見つけ出すことが出来るので、辛いことかも知れませんが、お金をだまし取った相手のことを忘れないために、今、覚えている情報、印象に残っていることを全てメモしておきましょう。

3.結婚詐欺師と一緒に行った場所を伝える

恋人を装っていた結婚詐欺師は姿をくらましているかも知れませんが、他の国に行ったり、他の県で同じような詐欺を行っていることは、まずありません。

ほとんどの結婚詐欺師は、同じエリアで複数の女性を引っ掛けようとしているため、姿をくらました後も、どこか近くのエリアでまた似たような詐欺行為を働いている可能性があります。

隠れてしまった結婚詐欺師は、死んでしまったワケではないので、必ずどこかにいます。そのどこかにいる相手を見つけ出すためにも、結婚詐欺師と行った場所の情報が重要になるのです。

4.結婚詐欺師にだまし取られた金額を計算する

最後は、結婚詐欺師にお金をだまし取られた金額を計算することです。 アナタがだまし取られたお金を全部取り返すことが出来るかどうかは分かりませんが、それでもだまし取られたお金が総額いくらなのかを知っておくことは大切なことです。

アナタがだまし取られたお金を正確に把握していれば、弁護士の取るべき手段が変わってくることがあります。

たとえ少額であっても、いくら結婚詐欺師にお金をだまし取られたかを把握していることで、警察に被害届を出すのがスムーズになったり、民事訴訟に持ち込んだ時に次の一手が打ちやすくなったりすることもあります。

だから、辛いことかも知れませんが、結婚詐欺師にだまし取られたお金を改めてすべて計算し、その総額をいつでも相談出来るようにメモに書いておくことをオススメします。

探偵に相談する際の注意点

結婚詐欺の被害にあってしまった際には、弁護士の次に探偵に相談をする必要があります。

ただ弁護士に相談した際に、同時に探偵に相談することにもなることが、ほとんどなので、結婚詐欺の被害にあった際に探偵に依頼する際の注意点は、ここでは省略させて頂きます。

【結婚詐欺の被害にあったら】警察に被害届けを出す際に注意すること

それでは警察に結婚詐欺の被害を訴えたい場合は、どうすれば良いのでしょうか?

詐欺の被害にあって警察に相談するということは、すなわちそれは「被害届を出す」ということに他なりません。それでは、警察に被害届を出す際に注意すべきことはあるのでしょうか?

それは以下の通りです。

  • 貸したお金の総額
  • 出会った場所
  • 交際期間
  • 名前
  • 写真
  • 容姿
  • 特徴
  • 風貌・雰囲気
  • その他詳細情報

基本的に警察に相談する内容と先述した「【結婚詐欺の被害にあったら】弁護士に相談する際の4つの注意点」と、基本的には伝える情報は変わりません。上記の情報を警察に伝え、被害届を出す、というのが警察署での相談の流れになります。

弁護士と警察に相談する際に、伝えるべき情報はほとんど一緒です。ただ警察の場合は他の詐欺事件と照らし合わせるために「出会った場所」「名前」「容姿」「特徴」は、細かく聞かれることがあるので、事前にそれぞれの詳しい情報を準備しておくことをおすすめします。

これらの情報提供のおかげで犯人逮捕につながることも多々あるので、すぐに成果(犯人逮捕)が出ないかも知れませんが、これらの情報に関してはなるべく詳しく伝えるようにしてください。

なお、警察で相談することは、今までご紹介した内容とかぶる部分が多々ありますので、ここでは割愛させて頂きます。

警察に相談する事の2つのリスク

それでは最後に結婚詐欺の被害にあってしまい、警察に相談する際の注意点をご紹介したいと思います。

多額のお金をだまし取られたのであれば、まず弁護士に相談する必要がありますが、だまし取られたお金が少額であったり、弁護士に相談したくないとう人の場合は、警察に直接ご相談することをオススメします。

ただ警察に相談する際には、覚悟しなければならないことがいくつかあります。

  • 結婚詐欺に関する情報を根掘り葉掘り聞かれる
  • 結婚詐欺師にだまし取られたお金が返ってこないかもしれない

改めて考えると結婚詐欺の被害にあったからといって、すぐに警察に被害届を出すことは、実は弁護士に相談する以上にリスキーな行為です。

それでは結婚詐欺の被害にあった際に警察に被害届を出すリスクを1つずつ解説して行きたいと思います。

[警察に相談するリスク]1.結婚詐欺に関する情報を根掘り葉掘り聞かれる

警察に相談するということは、弁護士に相談する以上に、根掘り葉掘り警察に詳しく結婚詐欺にあった状況を事情聴取されるということです。

ただでさえ、結婚詐欺の被害にあってしまい傷ついているのにも関わらず、警察に詳しく聞かれることで、過去の記憶が蘇り、つらい気持ちを再体験してしまうことがあります。

一昔まえに比べれば警察の事情聴取も優しくはなりましたが、それでも警察の事情聴取により、過去のトラウマを刺激され、泣き崩れてしまう人は少なくありません。

まず警察に相談する前に、改めて警察にすべてを打ち解けなければならない、ということを覚悟してください。

なお、弁護士に相談した過程で警察に結婚詐欺師の逮捕を依頼することもありますが、その際には、弁護士が代理人として対応してくれるので、自分1人で警察に相談するよりは、心理的な負担が楽ですよ。

[警察に相談するリスク]2.結婚詐欺師にだまし取られたお金が返ってこないかもしれない

警察に結婚詐欺の被害を相談し、結婚詐欺師を捕まえてもらったら、結婚詐欺師がだまし取ったお金が返ってくることは限りません。

結婚詐欺師の中には、非常に狡猾な人物もいます。 あえて借用書を書いて「借りたお金を返します」と結婚詐欺師が、その意志を表明すれば警察では、手が出せないことも少なくありません。

結婚詐欺の被害にあってしまった人からすれば、納得出来ないことかも知れませんが、法律上は、そのようになっているのです。

そして、警察は法の番人であり、起訴することが難しいと判断した場合は、結婚詐欺師の居場所がわかっていても、手が出せないことがあります。

また、結婚詐欺師が警察に捕まったことで、返金をしない――という可能性もあるのです。

弁護士であれば「お金を返さなければ、警察に突き出しますよ?」と結婚詐欺師と法律を盾に交渉することで、だまし取られたお金を返すように誘導することが可能です。

しかし、警察は犯罪者を捕まえるのがお仕事です。 アナタがだまし取られたお金が返ってくるように、努力はしてくれますが、だまし取られたお金が早急に返ってくる保証はありません。そのことだけは肝に銘じておいてください。

結婚詐欺の被害にあったら、自分が良いと思う方法で相談してください!

「もしかしたら、結婚詐欺かも知れない」 「結婚詐欺の被害にあってしまった。どうしよう……」

そういった詐欺の被害にあってしまった際に、一番悪い方法は自分1人で悩むことです。

自分1人で「あの時ああしていれば」「どうしてあの人が結婚詐欺師だって気づかなかったのか!」と悶々と思い悩んでいても、時間は巻戻らない以上、残酷なようでな何の解決にもなりません。

しかし、警察でも弁護士でも、探偵でもNPO団体でも、なんでも良いからとりあえず誰かに自分の胸の内を語ると気分がスッキリするだけでなく、被害にあったお金を取り戻すことが出来るかもしれません。

とりあえず、悩んでないで、まずは相談。

今、頭がはっきりしていて冷静に判断出来る状態であるのなら、ご紹介した相談先の中から自分にあったモノを選び。自分の中で起こったことを整理し、効率よく詐欺被害の相談を行うようにしてください。